製作日誌JZX81チェイサー

TD06-25G、カムが付いている81チェイサーが入庫しました。

オルタネータが壊れて発電できず、リビルトに交換します。
このタービンKIT、トラスト製エキマニではなく、他メーカーの90用を取付ているようです。

ウエストゲート取付のためにエンジンマウント切られています・
・・テンションブラケットも同様に・・・それでもメンバーとゲートが干渉して異音が出ています。
この車を制作したのは有名D1ドライバーのお店なのですが、どうなんでしょう、こういう作業でお客さんに納車するのは当たり前なんでしょうかね〜。
溶接が得意と雑誌に出ていたくらいだから直すの簡単だと思うんですがね。
一度エキマニを取り外してP/Sホース、ヒーターホースなどを断熱処理します。
こういう作業をちゃんとしないとホース類の劣化が激しく後で余計な出費になります。
81用強化エンジンマウントはショップオリジナルで出ていましたが現在は廃番で在庫していた最後のマウントを付けました。

ウエストゲートをタービン近くに移動します。
解放パイプ取り回しも楽になりました。

空燃比センサー用ナットを溶接。
タービンに排気温度センサーを取付ます。

コンデンサーフィン抜き加工ですが、失敗しています。
端から端まで全部削ぎ落しているからプラプラです。
オーナーが自分でやったからいいですが部分的にフィンは残しましょう。

オイルクーラー取付ステーを制作。
トラスト製汎用22段コアタイプを取付します。

サンドイッチブロックにメーターセンサーを取付てエンジンに取付します。
ホース長さを測定後、フィティングを組み立てます。

保護用にコルゲートを巻きホースを組み立てて終了です。
後日の走行テストでは、油温が110度で安定してそれ以上上がらないようでした。